眠る蟻の考察

ふたりのPによってかんりされるブログです

ミリアニ劇場先行公開の第一幕を観てきた話【ネタバレ含】

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下にスクロールするとミリアニ第一幕のネタバレがあります

 

 ミリオンライブ!のアニメ劇場先行公開を観てきました。この記事にはミリアニ第一幕を劇場先行公開初日に鑑賞したうたたねPの感想が書き殴ってあります。ご注意ください

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

≪まだネタバレ無し感想≫

 

 

 先に感想を言ってしまうと大満足でした!すごく楽しかった!

 めちゃくちゃに面白くて楽しくて興奮しっぱなし。買う予定なかったパンフレットも購入しましたし帰り道ではずっと『Rat A Tat!!!』が頭の中で鳴り続けていました。帰宅しても高揚感が尾を引いていて、幸せな夢を見ていたかのような。

 誰かにこの感動を伝えたい!ミリアニをもっと多くの人に観てほしい!という思いがずっと胸中を席捲しています。いやぁ久々だなぁこんな感覚。初日に観て大正解でした。

 いやぁ~最高だった。ミリオンライブが生まれてから10周年の節目に、ミリアニを劇場で観られる喜びをどう言葉に言い表せばいいのか分かりません。ゆえにありふれた言葉にするしかないのです。

 良かった。とっても良かった。最高でした。それしか言えねえ。

 ネタバレしないように感想を抽象化していくと本当にコレにしかならないんです。「観てみたけど微妙だった」「アニメ化してくれただけでも十分嬉しいよ」…となる可能性だってあったのに。全くそうはなりませんでした。本当に素晴らしい作品を観させてもらいました。ミリアニの製作に携わった全ての人たちに心からのThank you!をおくります。

 

 

≪もうちょっと砕いて書くネタバレ無し感想≫

 

・品質

・これから観る・まだ観てない人たちへ

アイマスとかミリオンとかよく知らないけど観れる?




・品質

 

 予想して置いといた心のハードルを軽々と飛び越える出来栄えでした。

 CGアニメのクオリティは非常に洗練されており、動作や表情、指先の動き一つひとつまで不自然さを感じずに観られました。もともと私自身がCGアニメに拒否感が無いのもありますが、それを差し引いてもたいへん良い出来栄えだったと思います。

 シナリオも非常によく練られていて”納得感”が得られました。そのアイドルだったらそういう場面でそういう行動を取るよね/取らないよね、という解釈の度合いがマッチしていてすんなりと心象に馴染んでいくんです。



・これから観る人、観るかまだ迷っている人へ

 劇場先行公開で観るか迷っているのなら、間違いなく劇場で観ることをオススメします。もう色々なオタクや同僚さんたちが口を酸っぱくして繰り返し言ってますがこれは本当に、信じて劇場に足を運んでほしい。間違いないから。迫力の音響と大画面でミリアニを堪能できるのは今だけなんですよ。

 あと現時点ではテレビ東京BS11しか放送情報がないというのもあってね…もっと放送してくれる局とか増えるといいんですがね~。

 

 私はミリオンアニメ化発表当初から大きな期待を寄せてはいましたが、同時に期待し過ぎないようにもしていました。勝手にハードルを上げておいて、期待したほどじゃなかったと勝手に落胆するのって嫌じゃないですか。そうなることが怖くって予防線を張っていたんです。失礼な話ですけど。結果的にその心配は全く杞憂だったと分かり、最高の体験が出来たという満足感充足感、製作陣への感謝とミリアニ続編への期待感でいっぱいです。だから劇場に足を運んで体感して欲しいんです。

 

 

・ミリオンライブとかアイマスとかよく知らないけど観れる?

 

 観れます!予習しなくても観れます。登場するアイドルは多いですが全員覚える必要は無いし、覚えなくても楽しめるようになっています。

 パンフレット(ネタバレあるので上映後に読みましょう!)を購入してもらえれば、登場するアイドルたちが紹介されているのでより分かりやすくなると思います。

 アイドルマスター ミリオンライブ!シアターデイズ:通称ミリシタというゲームアプリもあるので、気になるアイドルが見つかったら是非始めてみてください。

millionlive-theaterdays.idolmaster-official.jp

リズムゲームとか苦手だしな…って場合にはコミカライズもあります。しかもいくつもあります!全部名作です!四コマだってあるし、ミリオンマガジンという雑誌だってあります!ボイスドラマもあるし格闘技もあるし公式靴べらだって売っている!(?)たまに変なものも…ある! ミリオンだから…

 でも10年の厚みってすごいですね。オススメしたいものがいっぱいある。いっぱいいーーーーーーーーーっぱいあるんです!!!!!!!ミリアニを観て、一緒にミリオンを知って、触れて、楽しんでくれたら嬉しいと思います。














 

ハイ!ネタバレ見たくない人はここまで!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

≪ここからネタバレ全開≫

 




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽しかった~~~~~~~~~~~!!!!!

面白かった~~~~~~~~~~~!!!!!

最高~~~~~~~~~~~~~~!!!!!

 

いや~もうほんっとに!めっちゃくちゃいいアニメに仕上がってて感動しました!最高だったね!良かった良かった!アイドルの個性も特徴も出てたしミリアニPもすごくプロデューサーって感じで良かった!あれは信頼を置けるプロデューサーだと感じました。

 

 プロデューサーがどういう風に描写されるのかって大きなことだし、アイマスのアニメを作る上である意味ネックになる点だと思うんです。「プロデューサー」に重ねるものって皆それぞれ違うし、ミリシタのプロデューサーともまた違う存在だし。

 その点で言うとミリアニPは、多くの同僚さんたちに受け入れられる人柄のいいプロデューサーだなって感じました。ミリアニPをサポートする765プロ高木社長、チーフプロデューサー、小鳥さん、美咲ちゃん、あと早坂さん。色々な人のサポートを受けながら、一歩ずつアイドルたちと一緒に成長していくんだという方向性をはっきりと見せてくれたのはすごく安心したところです。その姿そのものにミリオン10年間の歩みを重ねてしまう。彼が私たちとミリオンスターズの子たちと共に歩む道のりが心から楽しみですね。

 チーフPもとい赤羽根P、アニマス赤羽根Pよりも貫禄が出てますよね(当然だけど)。それも個人的に嬉しいことだなって思ったり。出世したな…(n年ぶりの同僚が出世してて頼もしさが増してた感じ)。




第1話『たったひとつの自分らしい夢』

 

未来ちゃん可愛くてビックリした!!!

 

まずそこよ。春日未来ちゃんが可愛い。動いてる未来ちゃんがめちゃくちゃ可愛い!

ソフトにバスケに弓道に、色んな部活の助っ人で活躍するから何気に今作いちばんの衣装量だったのでは?かわいいね。

弓道部にも助っ人として参加していましたが実際に弓を引いて矢を射るのは相当難しく弓返りもできているのでかなり筋が良いと思います。元弓道部並感)

 

 「未来はとりあえず何でもやってみて、全部楽しんじゃう」って親御さんも仰ってましたけど、未来ちゃんがどれほどのポテンシャルを秘めているか伺わせます。バイタリティとも言いますか。本当にやりたい1番の夢、それが見つからなくて燻っていた未来ちゃんが「アイドル」という「」を見つけて、周囲を巻き込みながらどう変わっていくのか。観ていて本当にワクワクしました。



静香ちゃん可愛すぎてビックリした!!!

ツバッティー可愛すぎてビックリした!!!



ビックリした~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!

 

 静香の可愛らしさも抜群に出てましたね…美人っぽさにも寄せていますが。幼い頃の屈託のない静香も可愛かったし765ASのライブを観た帰り道に「夢」と対面を果たした1人の女の子の表情になっていたも本当にかわいくて良かった!特に静香は喜びや楽しさだけじゃなく焦燥感や葛藤を滲ませる場面も多いのだけど、内面をひとつひとつ汲み取って表情に出すのが本当に素晴らしかった。

 

ツバッティーは純度100%に可愛かったです。この時点で3人の中ではいちばんベールがかかっていたけど、ツバッティー”らしさ”がよく表現されていました。自由気ままな彼女が今後どう覚醒するのか。今から楽しみですわ~~~~~~~。顔かっわ。足なっが。お尻ちっさ。スタイル良ッッッッッ




 そして765ASのライブね、、、、、、、、、、、、、いやぁ、、、、、、言葉を失くすってこういうことをね、、、、言うんだと、、、、美しかった。圧巻のライブシーンでした。Top!!!!!!!!!!!!!は色々な文脈で語られることの多い名曲ですが、ミリオンのアニメの中でASが歌った曲として、ミリアニ1話で披露された曲として語られる深度が更に深まったなと思います。

 

 ASのアニメ出演は公式からは事前の情報は何も出てなかったし、多分出るんだろうなと予想はしてもどの程度出るのか分からなかったじゃないですか。ほんの少しだけの出演かもしれないし、ライブだけで会話のシーンは無いかもしれない。どうなるか分からないから心細かった思いもライブが始まったら全部吹っ飛びました。春香が歌っている、千早も美希も貴音さんもりっちゃんも皆キラキラ輝いて、これほどまでとは・・・思わなかった・・・最高だった・・・全部の不安が消え去りました。

 始まるOverture、響くクラップ音、スクリーンに映し出されていくシルエット、聴き馴染みのある音楽と歌声。今思い出しただけでも泣きそうになります。最高の景色でした。





『がんばれ!』






めちゃくちゃ良かったですね。告知動画でもあった未来の「がんばれー!」とToP!!!!!!!!!!!!!の歌詞をこう重ねてくるとは。脱帽しました。あれが実はToP!!!!!!!!!!!!!をやる伏線だなんて気付いてた人いました???ミリアニ1話の展開がToP!!!!!!!!!!!!!の歌詞と繋がっていてよりストーリーに没入しやすくなりました。こういう演出は流石の芸だと思います。




 夜の公園のシーンも引き込まれました。未来と静香にアスレチックときたらゲッサン版ミリオンライブの第1巻ですよ。

 

そう、ミリアニにはこれまで10年間のミリオンライブを見てきた人ならきっと色々な発見があると思うんです。色んな所にこの10年の積み重ねの中で培った要素がしっかり活かされていて。古参”だけ”に向けた描写があるんじゃなくて、同じシーンを普通の人が見ても楽しめて、同時に知ってる人にとっては更に楽しめる仕組みになっているのがすごいなと思います。

初心者も古参もみんな楽しめるってこういう事なのかって思いました。





第2話『夢のとびらはオーディション』




 すごかった!圧倒されました!!!なんですかこれ。アニメたった1話分にどれだけの展開が詰め込んであったのかと。ミリアニPが直面する課題の提示から回収までの展開にたった1話。その間にオーディションと劇場の情報提示とアイドルたちの描写を挟んで一切無駄も無理もない展開。あっという間だったのにものすごく濃密で。最高に楽しめました。

 オーディション会場が中野サンプラザっぽかったり、先に合格した劇場アイドルの子たちがオーディションの運営を手伝っていたり、注目ポイントが多くていいですよね。このみ姉さんは立派なお姉さんですけどシュバってくる所とかめちゃくちゃ可愛いかったです!



 2話いちばんの見所といえば何といっても実演オーディションシーンでしょう。絶対に失敗できない場面で思うようにパフォーマンス出来ない静香の演技と描かれ方はちょっと胸が苦しく感じるほどでした。緊張と焦りが悪循環になってみるみる追い詰められていく。

 でも未来が無意識に神がかりフォローを(予め)入れてくれてうまく盛り返せました。良いですね。何か吹っ切れたしずかちゃんのパフォーマンスが見違えるほどよくなって。ゲッサンミリオン2巻の春香のセリフを思い出しました。

 

私たち普段はただの女のコだけど、応援してくれるファンが一人でもいてくれたら…
その瞬間からアイドルになれるのかもって。

 あ゛~~~~~~~。嗚咽を堪えながら泣きました。

 

 その後に見た幻?幻覚?ミリアニPだけじゃなく他のアイドルたちにも見えていたようです。自分たちも同じ舞台に立って歌い踊る幻覚が見えてしまうってすごいですね。唐突で多少ビックリしましたけど、あれこそが「目指すべき場所、力強いビジョン」だったと。あの関係性こそがミリオンスターズに必要なものだという表現に受け取りました。遂に私も幻覚Pの仲間入りじゃ。集団幻覚P。





第3話「きらめく世界!私たちのシアター!



「原っぱ~~~~~~~!?!?!?!?!?」

 

草です。いや草じゃないが。

 ただの原っぱにやたらオーバーだなぁワハハと思っておりましたこの時は。



 3話から一気に世界が広がって、劇場の色々なアイドルたちが前面に出てくる群像劇になるんですよね。私群像劇のオタクなので本当に胸が躍ります。全体で39人もいるから全員紹介するのはちょっと大変なんじゃないかって思っていましたが、案外うまいこと話が展開しながらアイドルたちの個性と紹介が出来ていたんじゃないかなと思います。

 

 たしか3話だったと思うんですけど、先輩後輩の話ってあったじゃないですか。

765プロをけん引する765ASとバックダンサーのシアター1期生組、

先にステージに立ったシアター1期生組とまだデビュー前のシアター後発組。

 

 この二つのフレームの中で「先輩後輩関係なしに、同じ仲間として頑張っていこうね」みたいな感じの話があったと思うんです。AS組では伊織が、1期生組では百合子にフォーカスが当たっていて、私はこれがすごく嬉しかったんですよね。そりゃあ、時期も経験も立場も違うのは当たり前なんですが、全体として動く前に視線というか立ち位置を等身大に揃えてくれたように思うんです。そういう前提で物語進めていきますよってね。それが後の建設途中のシアター見学や屋上でのやり取りに繋がっていったんじゃないかなと思います。

 百合子が「先輩だから」と意気込んで頑張るんですけど、かえって無茶をしてしまいヘトヘトになっちゃったシーンとか。溶けた百合子めちゃくちゃ可愛かったな。

 互いの想いを伝えあって理解しあって、同じ仲間としてこれから一緒に頑張ろうねと仲良くなっていく。私はそれがとても嬉しいと思った。

 まつり姫ってすごいですよね。冷静に広い視野で周りを見ていて日頃からの気づかい心配りを欠かさない。ソロプレイもチームプレイも出来てレギュラーもサポートも務められるって。現場大臣とも仲良くなっているし。


 第4話『原っぱライブ はじめます!?』

 

「原っぱ~~~~~~~~~~~~!?」

 

 すごくテンポよく話が進んで早くも4話。早すぎない?未来の発案からお話が転がって、雪だるま式に話が大きくなっていって色々な問題が大噴出する回。

 最初はみんなバラバラに考えて行動していたのが、どのようにミリオンスターズがまとまっていくかがコアになるお話だと見ていました。

 でも私は序盤に起きるこの手のトラブルが結構苦手なんです。お調子者や新参者が安易な考えで行動を起こした結果、周りを巻き込んで大騒動に発展するっていう展開が。

 大抵発端となった人物にお灸が据えられてはた迷惑な出来事だったなやれやれで終わるんですが今作ではそうなりませんでした。個人的にかなり救われた思いでした。ミリアニPが前面に出てきちんと態度を示してくれたこと、誰も原っぱライブの案や発案した人そのものを否定しなかったこと。私がミリオンの好きなとこって端的にこういうところだと思うんですよ。言葉にしづらいですが…。また観に行く時にもっとしっかり観ようと思います。

 

 桃子は本当に大事な役割を果たすことが多い子だなぁと思います。言っていることは正論だし、言い辛いこともきちんと指摘できる点が彼女の長所でもあります。ただ、時に彼女自身を辛い立場に立たせることにもなります。

 聞き違いでなければ桃子が糾弾していたのはミリアニPの監督不行き届きであって、未来のアイデアまで全否定していたわけでは無かったと思うんです(発案した側の受け止め方が…という問題はありますが)。シアターの本格始動前に準備不足で時間もなく計画すらまとまっていない。そんな状態を桃子のプロ意識が許せなかったんだと思います。いい加減な状態のまま見切り発車をさせてしまったミリアニPの責任を追及していたのだと。それはとても大切なことです。

 舞台裏での未来とミリアニPの会話、ここも大好きですね。ちゃんと未来ちゃんの話を聞こうとしてくれて、みんなの意見も聞こうとしてくれて、アイドルたちと一緒に歩んでいこうとする姿勢に共感と信頼が生まれました。スーパートリックスターMVPのツバッティーの評価もストップ高です。

 一番大切なことは準備とか計画よりも想いなんです。未来が何をしたいのか。シアターのみんながどうしたいのか。それだけでいいんです。自分の「夢」と「想い」を伝えて理解しあってみんなで先に進めるようになる。それってかつて見たあの光景なんですよ。激しい雨の中、準備中のステージに皆で集まって想いを伝えあったあの場所なんです。センターステージに立って「私のやりたいこと」を伝えた天海春香と、舞台袖から「私のやりたいこと」を伝えた春日未来。この対比の美しさたるや言葉にできません。天才ですよこの構図を描くのは。

 早くアイドルになりたい、みんなと一緒にステージに立ちたい、輝く景色を見てみたい。

 アリーナでのライブに比べたら原っぱライブは小さな小さなものだけど、デビュー前の彼女たちにとってはそれがひとつの「輝きの向こう側」なんですよ。

 

 

 

次回予告。5話以降、みんなで原っぱライブに向けて準備を進めていくことになろうかとは思います…が…

 

ここで持ってくるとは想像してなかったよ”てづくりのぶどーかん”・・・!



原っぱを殊更に強調していたのは・・・社長が「この場所だ」と言ったのはそういうことだったのか!と気付いたところであの画像を思い起こしてまた泣きました。てづくりのぶどーかん。はじまりは小さなテント小屋だったものね。いつか本物の武道館でのライブを夢見て作った、手作りの小さな小さな”ぶどーかん”。ミリオンライブのはじまりの姿です。

 感無量ってこういうことを言うんですね。てっきりミリアニはムビマスをざっくりと継承した延長線上にある作品だと思っていましたが重ねてあるとは思いもよりませんでした。アリーナでのライブはてづくりのぶどーかんでの原っぱライブ。デビュー前の彼女たちにとっての「輝きの向こう側へ」が描かれるんですね。

 何度目かのミリオンライブ!の始まりをまたアニメで描いてくれるのか。観させてくれるのか。言葉に出来ない幸せな感情がこみ上げてきて、ふと『Crossing!』のサビが急に思い起こされて涙が溢れました。

 Thank you!から始まった新しい時代の幕開けを、何度目かのスタートを、一緒に歩むことができて私は本当に幸せです。

 

 

 

おわりに

 

 

 

 ミリアニはミリPだけでなく、他マスPにもミリオンを知らない人にもオススメしたい、観てほしい作品です。身内贔屓を抜きにしてそう思いました。

 初めてミリオンに触れる人たちにとっては、これ以上ないほど最良の「入口」になると思います。まだ第一幕までしか公開されていないのに確信をもってそう言えます。「この子かわいいな、気になるな」と思ってもらえたら、そのアイドルがミリオンライブへの「扉」になるからです。『一人も手放さない』ことを大切にして実現し続けてきたミリオンライブだから、誰から入ってもどこから入っても大丈夫だと思えることが本当に素敵だと思うんです。

 ミリオンライブ!誕生からずっと追ってきたような古参の同僚さんにとっても最高の作品になったと思うんです。彼らがプロデュースし続けてきてくれからこそ今のミリオンライブ!がそこにあると思うし、最高のアニメーションを観させてくれたんだと思うので。私ももっと早くミリオンに触れたかった。先輩方が羨ましくてたまりません。

10年待った甲斐があったなぁ。本当にありがとう。

 

 

 私が担当を名乗らせていただいている桜守歌織さんは、第一幕ではまだ出番がありませんでした。でも全くネガティブな感情はありません。むしろ納得さえしています。今後の展開でミリシタからの追加組2人も加わって、本格的に765ライブシアターが動き出すその時が、今から本当に楽しみです。心待ちにしています。

 ミリアニ第一幕、私の感想としてはもう最高だと。これがミリオンライブだと心から言える作品だと感じました。こんな素晴らしい作品を観れて本当に嬉しいです!嬉しいーーーーーーー!!!

いやぁなんかもうずっと、観終わってからずっとRat A Tat!!!が離れないんですよ。最初に聴いた時は良い曲だなーとは思ったけれど。予告で映像付きで聴いた時は、結構好きかもって思ったけれど。ミリアニで流れた時は胸の高鳴りとワクワクが止まらなくて夢中になってしまいました。ラストで流れたRat A Tat!!!のフルがもうめちゃくちゃ良くて!皆で思いっきり声を出して叫ぶように歌うRat A Tat!!!が。最高でした。仕事中もずっとRat A Tat!!!が鳴りやまない。どうしよう。また劇場で聴きたくなっている。また観に行きます。

 

 

 ミリオンライブでした。私達がよく知っている、でも新しいミリオンライブを観ました。これまでの10年間がぎっしりと詰まっている、でも新しいミリオンライブを観ました。

これからのミリアニの歩み。ミリオンライブ、10周年のその先の歩み。これからもずっと一緒に経験したいと思います。

 





例えば 小さな扉 

誰かがノックしているような 鼓動を 

指折り数えはじめていたと 

気付いた

 

 

Rat A Tat!!! 

叩こう! 夢のとびらを 今!

Rat A Tat!!! 

叩こう! 思いっきり叩こう!

 

Thank you! for… 

作ろう 数えきれないステージ

 “この場所”から 

 

扉開けて 

さあ行こうよ 

私たちの 

Brand New Theater Live !!

 

 

 

イエーイ!!!!!