眠る蟻の考察

ふたりのPによってかんりされるブログです

【解夏傀儡】発売前歌詞考察【彼ハ誰ノ彼岸】

この記事では2023年12月27日に発売予定の『THE IDOLM@STER MILLION C@STING 01 解夏傀儡』の歌詞考察を行っています。

発売前なので記事を投稿した時点で筆者はボイスドラマを鑑賞していません。変なこと書いてたらごめんなさい。

******ブログを読んで頂く前に******

 【解夏傀儡】【彼ハ誰ノ彼岸】を鑑賞する前にこのブログを読むと

偏った先入観を持ってしまい、作品を楽しめなくなる恐れがあります。

 ご承知の上で読んでいただくか、CDの鑑賞後にこのブログを

読んでいただきますようお願いします。

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  現代伝奇ホラーの【解夏傀儡】【彼ハ誰ノ彼岸】は過去に発売された

孤島サスペンスホラー 【クルリウタ】【誰ソ彼ノ淵】との関連が予想されます。

 ブログ内でそれらのネタバレ情報を提示する場合があります。

 あらかじめご了承ください。

******よろしくお願いします******



 

解夏傀儡】概要

 

 解夏傀儡】は、ミリシタ投票企画『MILLION C@STING!!!』テーマ1『現代伝奇ホラー』のテーマソングです。

 

 投票で選ばれた真壁瑞希周防桃子、中谷育、馬場このみ四条貴音の5名のほか、天海春香、徳川まつりが登場するボイスドラマ企画です。

 

そもそも『現代伝奇ホラー』とは一体何なのでしょうか。

 

現代/伝奇/ホラー:

 

現代:

 日本では第二次世界大戦終結後の時代。 広義には明治維新以後をさすこともある。-コトバンク

 

 

伝奇:

 現実には起こりそうにない、不思議な話。また、そのような話を題材とした、幻想的で怪奇な物語や小説。-コトバンク

 

 

ホラー:

 恐怖(Horror)。映画や小説などの娯楽作品で見るものが恐怖を味わって楽しむことを想定して製作されたジャンルの作品

 

 

テーマをざっくり理解すると、

『明治~第二次世界大戦前後が舞台の、不思議で幻想的でホラーな話』といえそうです。

 ミリシタのイベントコミュからも、だいたい同じ頃が時代設定であると読み取ることができます。

 

・セーラー服

 1920年(大正9年)に、京都の平安女学院で初めて導入。山中の僻村でも定着していることから、1920年代の後の時代だと分かります。

・華子とわかばの衣装

 第二次大戦以前に流行したモダンガール風の洋服を思わせます。大正末期から昭和初期に流行した最先端の西洋ファッションです。

・オムライス

1925年、大阪で誕生。華子の大好物だというオムライスもセーラー服やモダンガール風の洋服と同時代に誕生した食べ物です。

 

これらの要素を考慮すると、時代設定はだいたい昭和初期頃、もしくは第二次大戦終結後の年代を想定するといいように思われますね。

【誰ソ彼ノ淵】の時代設定と似てる…)





あらすじ

 

療養から帰った妹は、別人のようになっていた……。

旧い因習が染み付いた土地で起こる、仄暗い物語。

 



 

 旧い因習が染みついた土地というのは良くないしきたりや土着の信仰、奇祭・奇習が定着したままの僻村を思わせます。

文明社会から離れた山奥の僻村と旧い因習は非常に相性がよいので、ホラー系謎解きTRPGにもよく使われる舞台です。みんな大好き因習村。







前提となる情報

 

考察本編に進む前に、軽く前提情報についておさらいしておきましょう。

 今回考察する解夏傀儡】と、そのボイスドラマ【彼ハ誰ノ彼岸】は、前回考察した【クルリウタ】【誰ソ彼ノ淵】の姉妹作です。

 

ミリシタ内ではボイスドラマがアイドルたちの出演する映画のタイトルで、楽曲がその主題歌という設定です。

つまり続編ですね。【誰ソ彼ノ淵】大ヒットしたそうなので同じ監督が続編を作ったのでしょう。



 両作品を通して『夜』が重要なファクターになっています。監督同じだし。ホラー映画だし。

 

ボイスドラマのタイトルからし「日没」「夜明け」なのでさもありなんって感じですね。

それをちょっと頭の片隅に入れておくと理解しやすくなると思います。



 そして【クルリウタ】のいちばん最後の歌詞がボイスドラマのタイトル【誰ソ彼ノ淵】を回収しているように

 

解夏傀儡】のいちばん最後の歌詞もボイスドラマのタイトル【彼ハ誰ノ彼岸】を回収しています。

 

 

 

完全に意図してやってますね。最高に狂ってるぜこの製作陣!ありがとうございます!





前置きが長くなってしまったのでそろそろ考察本編に進んでいきましょう。

よろしくお願いします。

 

ここから先は【彼ハ誰ノ彼岸】本編との深い関連性が予想されるため、鑑賞前に読まれる場合は特にご注意ください。




解夏傀儡】タイトル

 

 解夏傀儡】は「げげかいらい」と読み、分解すると「解夏」と「傀儡」にわけられます。それぞれの意味を確認してみましょう。

 

解夏

 安居(あんご)と呼ばれる仏道修行が終わることを意味する言葉です。

 

安居(あんご)は、それまで個々に活動していた僧侶たちが、一定期間、1か所に集まって集団で修行すること。および、その期間のことを指す。(Wikipedia)

 

 

夏の時期に行われる安居を夏安居(げあんご)と呼び、安居が終わることを「解夏(げげ)」と呼びます。仏教用語ですね。

 

・傀儡

 操り人形。くぐつ。でく。自分の意志や主義をあらわさず、他人の言いなりに動いて利用されている者のこと。

お人形さんのことです。



『療養から帰った(解夏)妹は、別人のように(傀儡)なっていた……。』

 

 

タイトルの意味をシンプルに理解すると、あらすじをそのまま表しているように受け止められますね。

ほかにどんな意味が込めてあるのか、大変気になるところです。




解夏傀儡】歌詞




帳が降りたら

畔で待ち合わせ

こうべを垂らして

ぽたりと落ちる

花のように

私の心を

上手に狂わせた

あなたが欲しいから

かもめかもめで半分こ

はにほへと さぁ歌いましょう

赤子のような泣き声で

木霊たちは

気付いてるの

その魂が

偽物だって

すこしだけ すこしだけ

私のものになってくれたら

仮初のこの身体

切り分けて

水底へと堕とすから




暗渠を流れる

赤黒い果実が

ぐしゃりと音を立て

不吉な種をばらまいた

ほらほらおいで

手をこまねいて

まだら模様の曼荼羅

逆さ水で 身を灌いだ

あなたはきっと

綺麗だから

そばにいて そばにいて

真実は常闇に閉じ込め

希釈したあなたさえ愛おしい

その腕で抱きしめて




魑魅魍魎は跳梁跋扈

蜘蛛の糸で操って

命がけの人形ごっこ

空蝉に入るのは誰?

ひとつずつ ひとつずつ

あなたとの記憶を数えて

藍染の丑三つに告げましょう

永遠に続くさよならを

 

今はどうかおやすみ

朝焼けが わたしたちを

分かつまで




解夏傀儡】解読



 では本番です。掘り下げていきましょう。

 

 解夏傀儡】『夜』の楽曲であり、『出会いと別れ』の楽曲です。

 

『帳が下りたら畔で待ち合わせ』で始まり『今はどうかお休み 朝焼けが私たちを分かつまで』で終わっているように、

 

「夜の訪れと共に誰かと出会い、朝になって誰かと別れる」までが歌の内容になっています。

 

正確には歌い終わりが深夜の丑三つ時、別れの夜明けを待っている状態ですね。

 

藍染の丑三つに告げましょう 永遠に続くさようならを 今はどうかおやすみ 朝焼けが私たちを分かつまで』

 

 夜の訪れと共に「誰か」と出会い、深夜に永遠の別れを告げて、「今はどうかおやすみ、朝日が昇って私たちを分かつまで」

というお別れの歌なんですね。ボイスドラマ【彼ハ誰ノ彼岸】では出会いから別れまでの出来事が描かれるのだろうと思います。




 はじめにそんな出会いと別れの曲の冒頭、出会いの場面を見てみましょう。



1番

 

『帳が下りたら畔で待ち合わせ』

 夜の訪れと共に、水際で誰かと待ち合わせをしている場面です。

誰と待ち合わせをしているか。「私」とも言えるし「私ではない誰か」とも言えます。



『こうべを垂らしてぽたりと落ちる花のように』

 素直にに読めば(ツバキのようなぽたりと首から落ちる)花のように頭を垂らす、と読み取れますが、歌詞を切る位置を変えてみましょう。

 

『こうべを垂らしてぽたりと落ちる/花のように』

これで意味が変わります。前の歌詞と繋げると、



『夜になった水辺で【誰か】と待ち合わせをして水面を覗き込んだら花のようにぽたりと落ちてしまった』

 と読み解けるようになります。

 

 つまり待ち合わせをしていた相手というのは「水面に映った私」で、それは「私」であって「私ではない」ですよね。

だからこうべを垂らして水面を覗き込むんです、待ち合わせをしている相手に会うために。

そして落ちてしまったということです。

 それか、『こうべを垂らして~』が前の歌詞『帳が降りたら~』を修飾している風にもとれます。いずれにしても水辺で「誰か」と待ち合わせて、そのまま水面に落ちてしまったことは確かなようです。



 水面に落ちてしまった「私」は別の世界へと移ってしまいました。

 

へ?別の世界?

 

Q.別の世界に移ったってどういうこと???

 

A.別の世界に移ったっていうこと。




詳しくみていきましょう。



 ここでいう「水面」とは「鏡」のこと。「水面」には「鏡」としての役割があります。そして「鏡」には、向こうに側にある別の世界へ繋がる入り口としての役割があるのです。

 

水面に落ちるということは、水面=鏡を通り抜けて別の世界へと移ってしまうことなんです。



 古来より鏡は「神様が宿る」「悪魔が宿る」「別世界への扉になる」等とされ宗教上重要な役割を果たしてきました。

日本においても銅鏡は神事を司る重要な神器として扱われており、鏡を御神体として祀る神社も多数存在します。

日本神話では、アマテラスオオミカミニニギノミコトに授けた「剣」、「勾玉」に加えて「鏡」三種の神器とされているのは有名ですよね。



 もう少し補足します。

 

 古来より人間は『夜』の訪れをとても恐れていました。

【クルリウタ】の考察でも触れたように、夜はこの世とは違う世界に住まう妖怪や悪霊が動き出す時間帯だと考えられていたからです。ゆえに昼と夜、夜と朝の変わり目には「世界の境界が曖昧になり、この世とは違う別の世界に繋がるようになる」と考えられてきました。

 

なので、夜との境界となる朝と夕暮れの薄暗い時間帯には

 

「誰そ彼」「彼は誰」=「あなたは誰ですか」



と問いかけ、互いに何者なのかを確認しあっていたわけですね。その名残が「黄昏時」「彼は誰時」という言葉に残っているのです。



 解夏傀儡】の冒頭では「夜の訪れと共に誰かに出会う」と書きました。

 

 出会う相手は水面に映った「私自身」とも言えるし「私」ではない、「私」に近しい「誰か」であるとも言えます。

奇しくも今回「とてもよく似ている」とされる2人の登場人物が存在しています。

えへへ、綾子さんがわたしの、本当のお姉ちゃんだったらいいのになぁ。

いいよ、やってあげる。かわりに、わたしの言うことも聞いてね。逆らったら許さないから。

明るくて人懐こい彼女はあの子にとてもよく似ている…。



なので夜の訪れと共に水面に映った「誰か」と出会い、こことは違う別の世界へと移ってしまったのだ、

と解釈できるわけです。

 

「花のように」という歌詞は示唆に富んでいると思いますね。



『私の心を上手に狂わせた』

『あなたが欲しいから かもめかもめで半分こ』

 かもめかもめって気になりますよね。

まず思い浮かぶのは子供たちが遊ぶ「かごめかごめ」ですが、なぜ「かもめ」なのでしょうか。

「かごめかごめ」と「花いちもんめ」が合わさった説とか本当にかもめ説とか色々考えましたが現時点ではまだ分かんないです。

 ただ民俗学的に見た場合「かごめかごめ」は大人たちの宗教儀式を子供たちが見様見真似で遊んでいたのが発祥であるとも考えられていて、何らかの接点はありそうな気がしています。



『はにほへと さぁ歌いましょう』

『赤子のような泣き声で』

 「いろ」が無い「いろは唄」と考えられますが、ここもボイスドラマ本編を待ちたいところです。「かもめかもめ」同様、子供たちの言葉遊びと紐付けて考えるのがよさそうですね。

 赤子のような泣き声で歌いましょうって結構すごい歌詞だと思うんですが、

先の歌詞と合わせて『あなたが欲しいからかもめかもめで半分こ』した結果、何か新しいものが誕生したと考えると「赤子のような泣き声」に一種の意味が乗ってきそうな気がします。そしてそれが

 

『木霊たちは気付いてるの』

『その魂が偽物だって』

 に繋がれば、一本の線で理解出来そうな感じがしますよね。



「あなたが欲しいから、かもめかもめ(児戯のような儀式ごっこ)で半分こにしました、その結果生まれた『何か』に宿る魂は偽物だということに、木霊たちは気付いています」

※うたたねP個人の見解です

 木霊たちというのは木に宿る精霊や妖怪のようなものとされています。

 

木霊というと解夏傀儡】に関係しそうなのは、ライブステージである洞窟の外に生えている立ち枯れた木々だとか、洞窟の中に無造作に置かれた木彫りの人形たちが連想されます。

 ミリシタ公式Twitterで公開された資料にも村には祠に木彫りの人形をお供えする風習があるとされており、木霊たちはそれら木彫りの人形に宿っているという見方も出来ますね。



『すこしだけ すこしだけ 私のものになってくれたら』

 ここもボイスドラマの展開を待ちたいところですが、1番の歌詞を通して「誰か」に対する強い愛情や執着を感じさせる歌詞が特徴的ですね。

懇願するかのように「誰か」の少しだけでも私のものにしたいんだ、という。



『仮初のこの身体 切り分けて』

『水底へと堕とすから』

 「半分こ」にしたり「少しだけ私のものになって」と言ったり、そしてまた仮初の身体を切り分けていたり。

 

 1番の歌詞には【一つの物を二つに分ける】という歌詞が非常に多いのが特徴です、

MVのスペシャルアピールや華子・わかばの登場人物設定が思い浮かびます。どのような意図が込められているのでしょう。

 

 そして切り分けた片割れを【水底】に堕としています。

 

 水面に落ちた「私」は違う世界に移ってしまいました。ならば水底へ堕とすから という歌詞も同様の意味を見出せるのではないでしょうか。



 解夏傀儡】の面白い点は今いるこの世界とどこか別の世界のことを、水面を境界とした水の上の世界と、水の中の世界とで分けていることです。

【鏡】を境界とした移動だと左右の移動を想像しがちですが、水面を【鏡】として見立てた今作では、世界間の移動を上下の遷移で表現していますね。

 

 【クルリウタ】【誰ソ彼ノ淵】でも、淵って深くて暗い場所って意味だし「夜に堕ちてく」ってそのまんまの意味で落っこちていくことだし…こういう共通点もあるみたいです。面白いね!

 

ただし、ボイスドラマの舞台となる世界が「上側」の世界で、「私」が「下側」の世界に移ってしまうのか

舞台となる世界が「下側」の世界で、「私」が「上側」の世界から移ってくるのか

 

それはまだ分かりません。ちょっとややこしいですね。

 

 世界観の上下移動というと天国と地獄とかがなんとなく思い浮かびます。今作【解夏傀儡】は仏教関連の要素とも非常に強い関連があるっぽいので、何か関係有りそうな気配はしています。

2番

『暗渠を流れる 赤黒い果実が』

『ぐしゃりと音を立て 不吉な種をばらまいた』

 暗渠(あんきょ)とは、地下にある河川や水路のことです。人工的に作られたものもあれば、自然の河川に蓋がされて地下化したものもあります。蓋をされて隠されてしまったんですね。

 そんな暗渠を流れる赤黒い果実とは一体何なのでしょうか…このパートを歌っている育ちゃんのSSR衣装は確か赤い色だったと思いますがよく分かりません。不吉な種も一体何を表しているのでしょう。

 自然に存在する果実だと「ザクロ」が近いかなって思います。身が裂けて破裂することで種を撒き散らす植物ですね。ザクロもね~宗教的に色々意味がある植物ですからとっても気になるところです。ザクロジュースおいしいよ



『ほらほらおいで 手をこまねいて』

『まだら模様の曼荼羅へ』

 

曼荼羅とは、仏語。密教で、仏の悟りの境地である宇宙の真理を表す方法として、仏・菩薩ぼさつなどを体系的に配列して図示したもの。コトバンク

 

 

 この部分は別の機会に書きます。

 

『逆さ水で 身を灌いだ』

『あなたはきっと 綺麗だから』

 逆さ水は故人に対する風習やしきたりの一部です。

 亡くなった人の体を拭いて清める際に使うお湯は、お湯に水を注いで温度を調整するのではなく、水にお湯を注いで温度を調整するのだそうです。そうして普通とは逆の手順で行うから「逆さ水」と呼びます。着物を左前に着ることが死装束だとして禁忌とされているのと同じですね。

 

 これらの風習が定着したのは死後の世界はこの世と全てが真逆に出来ていると考えられていたことが理由と考えられています。

故に死人に対しては全てを逆にして死後の世界に送り出すことが風習として定着したのだとされているんですね。

その他にも、死を忌避する意識からあえて本来とは違う手順にしているんだとか、諸説あります。

 2番サビ前の部分がずっと気になってて今日(12/25)にようやく確かめたんですが、

「ほらほらおいで」から「綺麗だから」までのパートは音楽が逆さまに流れています。

逆再生されています。「逆さ水」の歌詞の部分でちゃんと。すごいですね。だいぶトチ狂った感じだったのでかなり怖かったです。



『そばにいて そばにいて』

『真実は常闇に閉じ込め』

『希釈したあなたさえ愛おしい』

『その腕で抱きしめて』

 すごいヤンデレが歌う恋愛ソングみたいな歌詞ですね。実際そうかもしれない。

 

 「希釈したあなたさえ愛おしい」という表現ははじめてみました。これも1番の歌詞のように切り分けたり半分こしたりと同じように、一つの物を二つに分ける表現の一種なのでしょうか。



『魑魅魍魎は跳梁跋扈』

蜘蛛の糸で操って』

魑魅魍魎:化け物や妖怪のこと

跳梁跋扈:妖怪や悪者がはびこり、うろつき回ること

 芥川龍之介の『蜘蛛の糸』を想起させる歌詞ですね。跳梁跋扈する魑魅魍魎を蜘蛛の糸を垂らして操っているのかな?(シンプル)

 

『命がけの人形ごっこ

『空蝉に入るのは誰?』

空蝉:セミの抜け殻のことで、中身がないことや虚しい様を言います。

 

 ここの歌詞もまた別の機会に書きます。



『ひとつずつ ひとつずつ』

『あなたとの記憶(おもいで)を数えて』

 「記憶を数えて」がアルバムをめくるかのような振付になってるのめちゃくちゃ好きです。

歌詞もあいまって悲しげな様子が目に浮かぶようです。



藍染の丑三つに告げましょう』

『永遠に続くさよならを』

 

 歌詞考察の冒頭で書いた通り、解夏傀儡】の時系列で現在はまさにここまでになります。

夜の帳が降りて「誰か」と出会った後、藍染の丑三つ=深夜丑三つ時まで時間が進んだことになります。前の歌詞と繋げれば、出会った後色んな想い出を作ったりしたのかもしれません。そんな記憶に浸りつつ、永遠に続くさよならを「あなた」に告げることになります。切ない。

 「永遠のさよなら」か「永遠に繰り返されるさよなら」か、迷ってたんですがどうやら前者っぽいです。



『今はどうかおやすみ』

『朝焼けが わたしたちを分かつまで』

 

【クルリウタ】と同様、歌詞の一番最後でボイスドラマのタイトル【彼ハ誰ノ彼岸】を回収して終了です。なんとうつくしい。素晴らしすぎますわ。

 

 ということで、夜の帳が降りた頃に出会った「私」と「あなた」は色んな記憶を作って深夜になり、夜が開けることで永遠の別れを迎えることになるんですね。

「分かつまで」がこれまでの歌詞に出てきたような一つのものを二つに分けることを表すのか、それとも

「私」と「あなた」が永遠に会えなくなる「別れ」のどちらを意味しているのか、両方を意味しているのか。

 はたまた別れることなく、まったく別の結末を迎えるのか。

ハッピーエンドなのか、バッドエンドなのか。

はやく聴きたいですね~~~~。

 

出会いから別れまでを描く歌であると仮定した場合、公式SNS等で狂った美咲ちゃんが出してきたり、アイマスポータルの真っ黒なニュースが出してきたりした

 

『ずっと一緒だよ』

idolmaster-official.jp

というメッセージの意味が分かってくるような気がしますね。

 




 

 

書けたもの:3割

まだ書きたいもの:7割

 

ボイスドラマを聴いた後も色々書いていく予定なので

良ければまた読みに来てください☆

 

 

 

 

 

 

 

解夏傀儡】深掘

 

 解夏傀儡】の歌詞には【クルリウタ】と同様、物語が描かれていると考えています。

ここから先は【彼ハ誰ノ彼岸】本編と更に深い関連性が予想されるため、特にご注意ください。あと雑です(時間が無くて)





-音楽-

作詞・作曲・編曲はすべてグシミヤギ・ヒデユキ先生

 グシミヤギ先生がてがけた他の楽曲は【スペードのQ】【裏表深層心理】【折紙物語】

作詞・作曲・編曲の全てを担当されるのは解夏傀儡】が初。

電話の着信音やチャイムなどの効果音が活用されている。

 

解夏傀儡】で使われているダイヤル音、ファクシミリ音、通信終了音に注目。

解夏傀儡】全体のモチーフとして使われている。

 

ファクシミリ

〔文書などの完全な〕複製、模写可算

ファクシミリ送信◆【同】fax

ファクシミリ文書[画像]◆【同】fax

ちなみにファクシミリが国内で実用化されたいちばん最初の事例は1928年昭和天皇の即位礼の速報の伝送。時代設定的に同じだね。

 

 

ダイヤルをプッシュし相手方に接続する(ダイヤル音):

 曲の冒頭、1番の中で使われる

データが音声信号となって相手方に送信される(ファクシミリ送信音):

 曲の中頃、2番で使われる

送信完了後、通信が切断される(通信終了音):

 曲の終わりに使われる




夜の訪れと共に

「水面に映った「私自身」とも言えるし「私」ではない、「私」に近しい誰か」

に出会う(ダイヤル音 異界との接続の確立)

こことは違う別の世界へと移ってしまう

そして最後には通信が切断される

 

という楽曲全体を表現している、

 

 

ファクシミリは文書そのものを送るのではなく、

文書を複写(コピー)して、データを音声信号として送っている(ファクシミリの通信音 異界への遷移)

 

文書を読み込むためのスキャナーには【鏡】が使用されている

解夏傀儡】冒頭で水面に落ちて違う世界へ移ってしまったものは"何"か

 

肉体もろとも移ったんじゃないのかもしれません。

 

例えば・・・・・・""とか?

 

肉体を魂の容れ物とする捉え方は古くから存在していたし、可能性はあるかもしれない。

 

水面に【映った】「私」の【写して】別の世界に【移した】のかもしれない

ファクシミリの機能と全く同じ。

 

水面に映った「私自身」とも言えるし「私」ではない「私」に近しい誰か

それはコピーと言い換えられる。

 

『その魂が"偽物(コピー)"だって』

 


民俗学にも「魂を複製して殖やす」って概念があって、今作を読み解いていく上でたいへん重要視している要素。


-ライブステージ-

解夏傀儡】のライブステージは不吉な洞窟の中になっている。

洞窟の入り口は大きく開いており、木立ちの影となり『ヒビが入ったかのような満月』が覗いている。

玉?



ステージとなる洞窟の中は広いが薄暗く、天井から水滴が滴っている。

奥には祭壇が設けられ、巨大な岩と剣が安置されている。

岩には注連縄が巻かれており、祭壇の中央最奥部にあることから御神体であると思われる。

祭壇は謎の印の垂れ幕がかかっており、両脇には幡(ばん/はた)が置かれている。



儀式は2回行われている。1回目はSSR 医師 四条貴音の覚醒後カードの場面

2回目は解夏傀儡】MVのスペシャルアピールの場面。




-天岩戸隠れ-

 今作はモチーフとして日本神話に語られる『天岩戸隠れ』が採用されている可能性が高い。

ライブステージの洞窟は宮崎県高千穂町天岩戸神社の『天安河原』がモデルのよう。

 

イベント初日にオルPが特定しました

 

オルP「私が見つけました」

天岩戸神社天安河原




祭壇の御神体天照大御神が引きこもった洞窟を塞いだ大岩と考えられる

 

キービジュアルに登場する剣、各アイドルたちが持っている玉、そして【鏡】は

天岩戸隠れ伝説の天照大御神三種の神器じゃないかと考えられる

 

色々と関係が有りそうなので今後も要注目

 

 

ほか:

四条貴音さんのSSR衣装は〇〇〇〇〇ー〇じゃないかとか

このお話のモチーフは1724438826913849762じゃないかとか

 

 

 まだまだ書き足りないぜ!!1皆さま良いお年を☆